(注意)これはクソ記事です
京都府の世帯収入900万円の家庭に生まれた 編
桂川駅の近くで生まれました。
あなたの父親と母親は、地元の信金で出会ったそうです。
父親は京産大卒、母親は高卒ですが、あなたは何故か出来が良かったそうです。
小学校ではほとんどのテストで100点を取ります。
地元の公立中学校で、常にTOP5に入ります。
そのあと、なんとなく嵯峨野高校か桃山高校かに進学します。
入学直後のなんちゃらテストで良い順位を取って、まわりをナメます。
適当な難癖をつけて授業を真面目に受けません。
急転直下、高校二年生まで落ちこぼれますが、”俺の本来の実力ではない”と思います。
地元の中学のやつらを想像します。
プライドが許さないので、高校三年生の夏から、本腰入れてある程度勉強します。
プライドだけで意外とできました。
親から「関関同立なら自宅から通ってね」と言われたので、首都圏の国立を目指します。
千葉大学か埼玉大学、もしくはもうちょっと頑張って筑波大に入ります。
無事にどれかに合格します。
バイトもサークルも人並みにやります。タバコを始めます。初めて彼女もできます。
たまに奨学金でパチスロをします。
5年で卒業する予定です。
就活は、私立大学職員と中上位の独立行政法人を片っ端から受けました。
私大職員は留年したものに厳しいので、全落ちです。
独立行政法人のほうは、「遊んでまして…(笑)」で意外と乗り切れました。
いやー、コイツは小賢しいというか、なんだか憎たらしいですね。
なんやかんや、中期目標管理法人のいずれかに採用です。
「だらだら働いて生涯年収ちょうど3億円くらい?」と、皮算用にニヤつきます。
ともかく、おめでとうございます。
地方勤務なら少しだけ周りより裕福です。
東京なら普通です。
おそらく、あなたの子供も似たような人生を歩むでしょう。
でもそこそこ幸せです。
~完~
東京都23区内 世帯年収1,300万円の家庭に生まれた 編
文京区に生まれます。
中学受験を検討している雰囲気を親から感じます。
子供ながら、親に諸々負担がかかりそうなことを察知し、その配慮からか、
「ぼくは公立中学に進みたい」と妙な意思表示をします。
公立中学に進みます。
地区的に荒れていなかったのでセーフでした。
死ぬまで付き合う友人も一人できました。
あとは無難に、成績TOP5を取り続けます。
高校は、何となく両国高校に進学します。
だったら別に中学受験でよかったな、と変な後悔をします。
煌びやかな青春はありませんでしたが、居心地はよかったようです。
数学こそできませんでしたが、成績は良好。
行けるから、というくだらない理由で、早稲田大学に進むことにします。
大学は楽しかったです。
何か、ってわけじゃないけれど、”圧倒的な上も下もいる”ことに、居心地の良さを感じました。
就活の時期です。
ハナっから商社や銀行は受けません。戦略的撤退。
化学系メーカーと、国立研究開発法人に絞って就活します。
理由は、ラクそうだから。
見た目は辛気臭いですが、一応早稲田です。
あと、妙に弁が立ちます。
とある国立研究開発法人に採用されました。
おめデトロイト
「公務員なんでしょ?」親は喜んでくれました。
「え、公務員と同待遇?」同級生は微妙な反応です。
んー…。
まあ、トータルでOKか。
ってか、親父って意外と稼いでたんだな…
~完~
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