この記事では、独立行政法人のあるある好待遇集をご紹介します。
前口上
就活生の方も、転職活動中の方も、こんにちは。
私が就活生のとき、
「有名どころのホワイト企業は絶対無理だ。けどあんまり熱心に働きたくはない…」というメンタリティーから、インターネットで「隠れホワイト企業」とかで一生懸命検索していました。
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新卒ガクチカ無しなのにホワイト企業を求めるキミも!
就活ミスってしょうがなく営業やっているアナタも!
独立行政法人に就職・転職すれば、すべて解決します!お約束します。
今回は、独立行政法人に”あるある”な好待遇について解説します!
モチベあがったら是非転職活動してみてください。
休暇について
まずは、休暇に関する待遇について解説します。
①年間休日
世間一般の年間休日は、以下のようなイメージでしょうか?
学生の方は、以下のイメージを是非知見として…
年間休日の日数別イメージ
105日:ちょっとキツいっす…
110日:まぁふつう?
120日:まぁいいね
125日:多すぎだろ!俺を採用しろオラ!オラオラ!
私も転職活動中は似たような感覚でした。
前職は121日でしたが、「週5日で働くのがそもそもキチィけど、まぁ世間様に比べるとマシか…」と自分を納得させていました。
そういえばメーカー系だと、週なかばに祝日があっても、なぜか土曜に振替出勤日が発生しますよね。あれムカつきますね。
さて、本題です。
独立行政法人に転職して分かったのは、
なんと独立行政法人は年間休日130日前後が普通ということです。
マジ?年間休日130日ってめっちゃ多くね?
5ちゃんねるでスレ立てると「社会人エアプ乙」って言われるくらい多いですよね。
マジです、多いんです。
いっぽう、既に独立行政法人への転職を目指している方は、多分こう感じたと思います。
「え、求人見ると年間120日前後で書いていることが多いけど…」
これ、未だに私も理由が不明なのですが、なぜか求人には過少(?)に掲載しているんですよね。
もう少し具体的に言うと、「年末年始+夏季休暇」を含んでいないんです。
(いや民間でそんな企業ある?)
民間企業だと、ふつうはそのあたりも年間休日の日数に含んでいるはずなんですが、
なぜか独法の求人(私の知る範囲)は、含まずに掲載していることが多いです。
つまり、一般的な独立行政法人は、
土日祝日120日+年末年始3日+夏季休暇7日の計130日が、全職員が必ず休める日数です。
ここに更に、採用初年度からいきなり有給休暇20日が付与されるところが多いですので、
中途で入っても初年度実質休日150日というエゲつない待遇が爆誕します!
私も入職するまで求人情報通り、「年間休日120日か~」と誤解していたので、
入職4日目くらいに勤怠管理ピコピコマシンで計算し直したときに、嬉しい誤算に思わず笑みがこぼれました。
入職してx年が経ちますが、145日/年は絶対休んでいます。
さらにテレワーク中はほとんどYouTube見ているので、実働は100日/年くらいです。
サイドFIRE自称したいくらいです。
②(男性の)育休
今のご時世、女性が育休を取るのは、
大抵の企業で可能でしょうから割愛します。
問題はそこではありませんよね。
重要なのは、男性の実質的な育休取得率です。
前職では、育児をそもそも申請している人が2-3割くらい。
しかも数日~数か月で戻ってきており、
「いやなにが育休やねん」と思っていました。
一方、独立行政法人はどうでしょう。
これ、私の知っている独立行政法人だけでも、
男性育休取得率100%がザラです。
ウチもそうです。
しかも、「男には3日だけ育休名目で取らせて100%だぜェ~」とかナメたことはしておらず、
男性でも1年近く休んでいらっしゃることがほとんどです。
これ、地味にヤバくないですか?
残念ながらしばらく私には関係ないんですが、
幸せになる人が多いのは嬉しいです。
ボーナス
無気力マンにとって最重要は休みではありますが、
とはいえ給料もモチベーションの源泉です。
独立行政法人のボーナスはどんな感じでしょうか。
ボーナスは常に4~5か月/年
世間に何が起こっていても、
ボーナスは4~5か月/年の間に収まるのが基本です。
様式美になっていて、ほとんど変動しません。
これを「良い」と捉えるか、
「悪い」と捉えるかは正直人それぞれだと思います。
「バリバリ稼ぎたい!」って人には正直不向きです。
ただ、どれだけ無能でアウトプットがダメダメでも、
勤務態度が終わっていても、
そもそも評価制度による変動が軽微すぎて、誰でも4~5か月/年は絶対にもらえます。
私のようなプライドの高い無能陰キャ向けということです!
これ、バカにしてるわけじゃなくて、本当にそうです。
10-11時と14-15時にどこかへ消える
アヘアヘ万年係長オヂサン(55)が、当然のように900万円もらってますからね~。
しかもこれ血税から支払われてるっすよ。ヤバイでしょ。
言い換えると、心置きなく無能っぷり発揮できるっつーわけでございやすよ。
みんなの応募、待ってるぜ!
テレワーク・フレックス
「お国の機関って、その辺遅れているんでしょ~?」
どこかのおばさま
官公庁系でもガチの中心はバリバリ出社してそうですが、独法は違います。
お国の機関ではありますが、
まぁ”独立”って名前にあるぐらいですから、融通利いてますよ。
コロナ対策(イケてるところはそのまま働き方改革の一環として)の名目で、
週2-3日のテレワークが採用されている独法は極めて多いです。
テレワークしづらい雰囲気とかはなく、
当然のようにハイブリッド型で運用されています。
いわゆる営業チックな職種のある独法については詳しくは分かりませんが、
「〇〇たるものオフィスに出社して$$!#$%#~~!!」
みたいな上司はあまりいない印象です。
もちろん、意地の悪い人や性格の悪い人はふつうにいますけれども、
ことテレワークに関しては寛容なところが多いです。
まあ、テレ+出社のハイブリッド型がぶっちゃけ一番効率いいですもんね。
フレックス制度も当然あるんで、
朝弱い人とか、日によってパフォーマンス違う人とかにガチで向いています。
下手にクリエイティブっぽいベンチャーに賭けで入るより、
独立行政法人の中でも緩めのところに入ったほうがマッタリ働けますよ!
まとめ
・年間休日は130日前後が多い
・男性育休の取得率が非常に高い
・ボーナスは4~5か月で安定
・テレワークやフレックスは当然ある
こうやって一つ一つ見ると、「まぁあるとこにはあるよね」って感じだと思いますが、
全部きちんと揃っているとなると、中々ないと思います。
特に年間休日130日は、民間にはほとんどないと思います。
これらから分かるように、独立行政法人は、“どれもまんべんなく良い感じ”
なのに、その好待遇からは考えられないくらい、あんまり人気がないです。
同じ待遇の民間企業で知名度もあると、数倍入社難易度が違うのではないかと思います。
今風に言えば、「独法転職はコスパ抜群」!!
知名度とかにこだわりがなく、ただ単にホワイト企業を目指す人にとっては、中々よい選択肢だと思います。
これを機に、他記事も是非ご覧ください。
以上です!
個別の独法についても多少知っているので、分からないことがあったらTwitterやコメント欄にどうぞ!
独立行政法人に就職するにはどうすればよいか?
まずは求人サイトの巡回
マイナビ・リクナビ、Doda、(当該の)法人サイト をひたすら巡回
独法は求人掲載するのにも面倒なフローを経ていますので、
妙な求人サイトには掲載されていないことが多いです。
つまり、この3社に大半の求人が掲載されています。
とりあえず、数を打っておこう
(新卒の方へ)
「おれ〇〇大なんだけど、ホワイト企業に行けないのかなぁ…?」
そんなことないです!戦略的にやれば余裕です!
その前段階に、登録し得なサービスは片っ端から登録しておきましょう。後から捨てればいいので。
特にスカウト系は、「自分の市場価値を知る」うえでは必須です。↓
ベネッセの成長支援型逆求人就活サービス【dodaキャンパス】
↓有能な院卒向け
こういうのとか↓ まぁ無料診断で聞かなくてもいいし聞いてもいいし
相性のいい仕事、聞いてみる?【相性転職Personal File】
無料なので、こういうのは面倒くさがらずに登録しておきましょう。
こういうのを面倒くさがった者の末路は、想像に難くないかと思います。死にます。
(転職者の方へ)
もうすでに酸いも甘いもよくご存じかと思いますので、
ご自身でご自由にやってください。
エージェントから話を聞いて、
「お前に何が分かるねん」と思うのもヨシ、素直に聞くもヨシ。
↓適当に無料相談のやつ見つけてきたのでどうぞ そこそこ良いらしいので
20代専門転職スカウトサービス【マイナビジョブ20’sスカウト】
あとは頑張ってください。
ここからは、各々にあった転職アドバイス系サイトでも見て、うまくやってください。
私ができるのは、独立行政法人がラクだとお伝えし、皆さんのモチベをあげるまでです。
民間にはない特殊な景色がここにはある!
皆さんのご応募、お待ちしております!
遥かな低みで待っています!
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